シリーズ6作目で、2シリーズまでの世界観・パーツを刷新した新シリーズ。“AC3”の略称で呼ばれる。
キャッチコピーは「進化する戦闘メカアクション」。
本項では同作品のPSP版である『アーマード・コア3ポータブル』(以下AC3P)に関しても論ずる。
管理者によって統治される超巨大地下都市、レイヤードを舞台にして、企業間抗争やレイヴンの戦いが描かれる。
本作以降、左腕用銃器が登場し、以後の作品ではダブルトリガーが主流となったことから、シリーズに与えた影響は大きいと言える。また、イクシードオービットや装備解除システム(いわゆるパージ)、僚機選択システムが初登場したのもこの作品。
ミッション数は50前後と AC2AAに比べると減っているがシリーズ全体で見れば平均的な数である。
難易度が他作品に比べかなり低めに抑えられている他、ストーリーも簡潔でミッション及びアリーナも充実しており、AC入門者にも最適な作品と言える。
全体的に初代ACとの共通点やオマージュが多く、リニューアルとも言える作風となっている。
アーマード・コア3 サイレントラインは本作の直系続編である。
AC3Pの追加・変更点 †
PSPの16:9ワイド液晶に対応しているため、PS2版と比較して左右の視界が広がっている。
反面、PSPのボタン数はPS2コントローラーのそれよりも少ないため、デフォルトでのキー設定がPS2版とは大きく異なる。
NX以降に採用された武装のカラーリング変更にも対応しているほか、パーツ自体もPSACシリーズ、2シリーズからいくつかが追加されている。
加えて、BNWの登場人物の一部がアリーナに追加される。
関連リンク †