敵に見つかりにくくするための技術の総称。(英)Stealth. ACシリーズではACパーツとしてレーダー探知及びロックオンを阻害するステルスや、光学迷彩を使用するAC3のフリューク、公式小説FTSにてミナーヴァが使用するフリッカーシステムなどが代表的。 MOA †両肩武器「P77-ST」として登場。 シングルプレイでの実用性は全くないが、対人戦ではステージ次第で数分間の悪夢を作り出しうる。 2シリーズ †両肩武器「ZXR-S/STEALTH」として登場。 ステルスセンサーが付加されているレーダーには映ってしまうが、該当するのは頭部ではアンテナ頭、背部レーダーでは上位二機種のみ。 ロックオン妨害機能は武器変更やブレードを振っただけで強制中断されるため、敵機撃破を要求されるミッションやアリーナでは使いどころがなく、高い装備負荷も相まって一般にはネタパーツと思われがちである。 当初はE砂を装備した重量二脚などが中心で、AP勝ちした後の時間をステルスで逃げ切る戦略が主体だったが、ロックオン妨害しながらの強襲や、至近距離でレーダーに映らない特性のメリット、心理的駆け引きでの有利などが見直され、特にカニや腕マシなどの武器腕軽量機体との相性が注目されている。 ちなみに2001年初頭にコトブキヤより発売されたアクションフィギュア「ジオ・マトリクス ZCX-F/ROOK」の付属武装として立体化されたことがある。 3シリーズ †エクステンション、「MEST-MX/CROW」として登場。 PS2シリーズ時に開催された公式大会では3・SLともに禁止扱いであったが、ポータブルシリーズでは制限がなかったため、多くの機体に装備されていた。 SLではOP機体のクレスト強襲型が装備しており、パーツが閉じるギミックが映像中で印象的に演出されている。 Nシリーズ †ECM濃度と耐ECM性能の概念が導入され、ステルスは未登場。 4シリーズ †同じくステルスは未登場。 Vシリーズ †これまでの作品と異なり、レーダーによる索敵そのものがシステム上存在しない事もあり、ステルスに相当するパーツは未登場。 AC6 †MTゴーストが使用する敵専用装備として登場。 余談 †混同されがちだがECM、特にジャミングなどと呼ばれるものは基本的にステルス技術には分類されない。 上記のような考え方から分類するとすれば、ロックオン妨害やフリッカーシステムなどは単なるジャミングではなく、いわゆる“アクティブステルス”と呼べるものと考えられ、これはFTS本編でも描写されたように「妨害していることすら相手に気付かせない」という現代から見れば極めて高度な電子戦技術がACパーツとして実用化されているものと思われる。 さらに余談となるが、現実のいわゆる“ステルス戦闘機”などはレーダーに映らないのではなく、『レーダー上で“戦闘機”として判別できる距離が極端に短い』という表現の方が実際に近い。 |