アーマード・コアVおよびアーマード・コア ヴァーディクトデイ?を統合したグループ。
それまでの作品以上に荒廃した世界観と、企業の量産兵器から旧世代の発掘兵器へとその在り様を変えたAC、また、陸戦兵器らしい泥臭さを感じさせるメカデザインが特徴。

ゲームシステム的にはオンラインを重視しており、シリーズの中でも特に対人戦とその研究が盛んになった。
同シリーズからACをプレイするようになったユーザーは、ミグラントと呼ばれる。

ACVDにおいて、本シリーズの世界観が4シリーズの延長線上にあることが仄めかされている(フロムのファンサービスの可能性もあり)。

Vシリーズの前史と4シリーズの類似性

先述の通り、Vシリーズは4シリーズの延長線上の物語であるように見える(明確に4シリーズの時代の物であると断定できる要素はない)。
具体的に類似性が認められる点は以下の通り。

一方でACVの時点では過去作とのつながりは一切ないとしていたこともあってか、すり合わせが不十分に思える点も多い。

こういった要素から別物だと思うか、繋がっているものとするか、平行世界か何かと考えるか、あいまいなものはあいまいなままだと割り切るか、それはあなた次第である。

ちなみに、Vシリーズの後にPSACシリーズの世界観に繋がるのではないかという説もある。
死神部隊ナインボールの存在感が(色だけでなくやっていること等)似ていることや、"黒い鳥"を見出すために企業が新たに作り上げたプログラムこそレイヴンズネストであると考えるとなかなか辻褄が合うこと、果ては残されていた火星テラフォーミング計画火星の旧技術の正体がかつてORCA旅団等が宇宙へ進出した名残ではないか、"ファンタズマ・ビーイング"こそがあのファンタズマ計画の真相ではないかと考えても時代背景に矛盾が少ないことから、考え方次第では無理のない説ではある。
というか、ここまで考えられるほどの余地を傭兵たちに与えているあたりは、やはりフロムと言ったところか。


トップ   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS