Mirage.[仏・英]
フランス語、英語で“蜃気楼”の意。

また、フランスのダッソー・アビアシオン社が製造・販売したジェット戦闘機の名前でもある。

AC2AAに登場する輸送機

ジオ・マトリクスが開発した新型の輸送機。
直線翼の双発機で、機体中央にエレベーターを持つ。このエレベーターは機内のACを外にリフトアップするなどの用途に用いられている。
武装は単装対空機銃4門と2連装対空機銃1門。

操作系にAIを導入しているが、最適化を行っている間は無防備な状態になるだけでなく、飛行速度も低下するという欠点がある(その状況を他勢力に突かれ、航空部隊の攻撃を受けたこともある)。
また、航続距離に関しては、ジオ社が所有する全ての戦闘機を上回っているが、その関係で護衛に穴が空いてしまうこともある。

AC3LRに登場する企業

3シリーズNシリーズの時代におけるAC産業の最大手企業。MIRAGE.

創立:大破壊から200年後
資本金:646,000,000,000C(1Cは約10,000¥換算される)
連結扶養人口:12,300,000名

AC用パーツ、特にフレームは流線型デザインの採用が多く、クレスト・インダストリアルのそれと比較して性能・価格ともに先進性の追求と高級志向が前面に押し出されている。
エネルギー兵器の製造・開発も得意であり、イクシードオービット搭載型コアもクレストに先駆けて市場投入している。

上記の通り製品開発と市場戦略は2シリーズのジオ・マトリクスに酷似している。一方で最大勢力ということもあってか、強硬的・独善的な対外姿勢は初代ACのクロームに連なる一面も持っている。

元々は輸送機器メーカーであり、レイヤード内にリニアレールシステムを整備したことによって業績を伸ばし、以後、軍需産業を始めとする様々な企業を吸収して成長を遂げていく。
こういった成立経緯から、ミラージュのAC開発ノウハウは輸送機器で培った技術が流用されているといったケースが多い。

なお、ACVDLC第2弾のチームエンブレムセット4で新旧両方のエンブレムが入手可能。

AC3

管理者を否定して新たな秩序を作ることを目論み、その破壊を進めようとするユニオンに対して支援を行っていた。
このために管理者を肯定するクレストと激しく対立し、以降クレストとは事あるごとに衝突することになる。
キサラギに関してはグラン採掘所で発見された新鉱脈の採掘権を強奪したため、同採掘所を巡って武力衝突が発生したりするなどクレスト程ではないが、度々争っている。 管理者を否定している組織であるが、真の目的は管理者の制御であった(物語序盤の「伝達事項」のメールの文面からも現状の管理者に不満を持ちながらも必要な存在と見なしている事が分かる)。
ユニオンの援軍に現れなかったり、管理者暴走の事態終息のために管理者へのアクセスを試みたり、ファンファーレリップハンターイレギュラーと見做した主人公を騙し討ちさせたりした。しかも、返り討ちにあうと開き直りともいえるメールを送りつけてくる。
結果、ユニオンに「クレストとミラージュは、ここに至ってもいまだ管理者の存続に執着している。」と言われた挙句、主人公に施設に侵入され管理者の中枢に関するデータを奪われた。

因みに管理者の暴走によるレイヤードの戦乱で壊滅状態に陥ったクレストやキサラギと違い、三大企業では唯一崩壊しておらず、最大勢力の意地を見せている。但し、各所の部隊を集めて「最後の抵抗」をしている様な状態だったため、崩壊寸前だったのは間違いないが……。

結局は管理者への直接アクセスし、コントロールする事で事態の収拾と地下世界の支配を試み続けていたようだが、管理者がレイヴンに破壊され、騒動は終焉する。

この時代の依頼文音声は成田剣氏が担当。
最大勢力であるためか、偉そうな言い方が特徴。

AC3SL

レイヤードの復興を重視するクレストとは対称的に地上の再開発を重視し、サイレントラインの調査も積極的に行っている。
しかし、そのため地下都市の管理はかなり雑な状態になっているようで、武装蜂起したミラージュ管轄のセクションが廃墟同然の状態だったり、地上との経済格差解消を訴えるグループに地上地区の自社ビルが爆破目標にされてしまっていたりする。

キサラギに関しては、一時壊滅状態になったキサラギをミラージュが支援で崩壊を間逃れた経緯もあり、無人兵器の開発や生産をキサラギの工場で行っている事からある程度改善しているようだ。
しかし、キサラギがミラージュ管理下のセクションを強奪したり、ミラージュがキサラギの施設に無人部隊を派遣したりしているため、本当の意味で良好な関係とは言い難い。キサラギを支援した理由も不明だが、単に合法的にキサラギの高い技術の接収を目論んだが、クレストに対する牽制の意味合いが大きいと思われる。

作中では旧文明の遺産である衛星砲の制御装置を解明する事で、一気にクレストやキサラギに対して優位に立とうとし、クレストの大部隊に本社を総攻撃されるが退ける事に成功。 しかし、その後の騒動で衛星砲の制御は失われてしまうなど踏んだり蹴ったりな目に合う。

この時代の依頼文音声は佐々木優子氏が担当。
前作とは違って物腰が柔らかい音声だが、クレストの資料強奪の際には警備隊の気を引かせる為基幹道路で一般市民の車両を攻撃するように依頼するなど傲慢さはむしろ悪化している。

ちなみにSLの時代は三大企業のロゴマークは前作と変わらないが、メールで流されるロゴマークのアニメーションはクレストとキサラギは前作とは違う完全新規のものが流されるに対してミラージュは前作とほぼ同じでマークに回転が追加されただけ。もしかしたら、唯一崩壊しなかったからかもしれないが、不遇な感じを受ける。

ACNX

新資源を巡ってナービスと対立。クレストとキサラギがナービスと提携する中で、ミラージュのみが真正面から敵対している。
この時代はナービスとの紛争がメインであり、クレストも肩入れこそしているが、両社が正面から衝突するという局面は当初はさほど見られない。
基本的にナービス紛争はミラージュが有利で推移するが、ナービスがクレストに裏切られると今度はクレストとの戦闘へと突入し、キサラギも独自に介入するなど乱戦と化していく。
キサラギ湖上施設破壊ではレイヴンに破壊を依頼しながらミサイル攻撃で設備もろとも破壊しようとするなど明確な裏切り行為を行った結果、レイヴンズアークから報復攻撃を受けるという珍しい展開となる。
結果的に主力部隊が壊滅し、採掘所こそ手にしたが余りにも巨大な損害を受けたためか、部隊派遣に二の足を踏むことになる。しかし、キサラギが起動した特攻兵器が暴発し大損害を受けてしまう。
ちなみにエクストラガレージによると、特攻兵器襲来直前のミラージュのAC市場におけるシェアは31%。

ACFF

自社チーム“ミラージュ・ワークス・フォーミュラ・アート(ミラージュ・ワークス)”が参戦している。
が、チームの強さよりもPS2版の代理アーキテクト騒動やPSP版の事実上の2軍である“ゴリアテFT”の独立阻止等の場外での揉め事の方が目立つ。

ACLR

特攻兵器襲来後は影響力低下は避けられず、やむなくクレスト、キサラギと合同してアライアンスを結成する。
また、ミラージュが建設したタートラス司令本部跡地が舞台として登場する。

関連項目


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Last-modified: 2022-12-26 (月) 21:20:28 (487d)